世界に7枚のみ 準最高鑑定 1798年 イギリス ギニー 金貨 MS65 NGC ジョージ3世 発行枚数不明 ギニア スペードギニー アンティークコイン
<コイン詳細>
発行年:1798年
発行国:イギリス
グレード:MS65
鑑定会社:NGC
鑑定番号:6887461-001
タイプ:スペードギニー
発行枚数:不明
素材:金
品位:0.9167
重量:約8.35g
直径:約24mm
<コインデザイン>
表面:ジョージ3世(ハノーバー朝第3代イギリス王)
銘字:GEORGIVS III DEI GRATIA
翻訳:「神の恩寵によるジョージ3世」
裏面:スペードの形をした王冠と紋章の盾
銘字:MBFETHREXFDBETLDSRIATETE1798
翻訳:イギリス、フランス、アイルランドの国王、信仰の擁護者、ブラウンシュヴァイク公爵およびリューネブルク公爵、神聖ローマ帝国の財務長官および選帝侯
彫刻家:ルイス・ピンゴ
<コインの由来・歴史背景>
こちらのジョージ三世のコインは、肖像画や裏面の紋章の変化などによって7種類のものが存在します。
今回のタイプは、「5th ヤングヘッドの肖像画」で裏面のデザインから通称スペードギニーとも呼ばれます。
ギニーの名は、ギニアで産出された金を用い鋳造されたことに由来となります。
1663年にそれまでのノーブル、ソブリン、クラウン、ユナイト、リアル、エンゼル、ローレルなどの雑多な金貨を統一するために初めて作られ、1717年には21シリングの価値があると定められました。
1ポンドと1ギニーでは、1ギニーのほうが1シリング分だけ余計に価値があります。
この余分な1シリング(5%相当)は、日本で言う「心づけ」的な趣旨があり、「感謝の意」を込めたチップの意味もありました。
ジョージ3世は、ジョージ2世の孫として誕生。
グレートブリテン国王兼アイルランド国王であり、1801年1月1日に領国が合同してから崩御するまで連合王国国王でした。
ジョージ3世は、側近を重用して議会政治に抵抗し、王権の復活を策するなど問題が多くありました。
特に、1763年の「国王の宣言」にみられるアメリカ植民地に対する政策では失敗が多く、植民地側の強い反発を受け、
ついにアメリカ独立戦争を誘発して、結局独立を認めざるを得ない状態になりました。
また、フランス革命に対しては、トーリ党のピットに国政を委ね、ナポレオンとも全面対決となり、1815年のワーテルローの戦いまで続いていきました。
ジョージ3世の時代は、アメリカ独立戦争、フランス革命、ナポレオン戦争とイギリス外交にとって困難な時代が続いたが、
同時にその時代は一方で産業革命が進行しており、イギリスが「世界の工場」に躍進していく時代でもありました。
幾多の戦争の中でも、かなり良い状態で現在まで存在しているのは、代々資産として受け継がれてきた証であるとも感じ取ることができる1枚です。
<鑑定会社について>
当ショップでは、お客様にご安心してお買い求めいただくため、アメリカの第三者機関格付会社で最も信頼がある「NGC」「PCGS」の鑑定品のみを取り扱っております。
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製品概要
- システム商品コード
- 000000000015